
衣冠、礼服などの服装。
昔、高貴な人が用いた衣冠、束帯(正式の服装)、直衣(通常服)、狩衣(旅行・狩猟用服)などの総称です。
故実、典例。
朝廷や武家の儀式、法令、作法、風俗、服装などのしきたりにならって、物を作ったり、事を行ったりすること。うそく(有職)とも言います。
雪洞と書いて「ぼんぼり」と読みます。
高級品は木製、普及品はプラスチック製です。左右一対ですが明かりの灯らないもの(小型が多い)とがあります。
台の部分が菊の花型をした菊灯といわれるものが一時大流行しましたが、近年はさまざまな形のものが出回ってきました。
木目込人形の場合は、燭台または油灯といわれるものを多用しています。
左近の桜、右近の橘といって、親王側から見て左に桜(向かって右)、右に橘を飾ります。これは京都御所の紫宸殿にある木を模したものです。
桜橘の代わりに紅梅・白梅を組み合わせる飾り方もありますが(木目込人形に多い)、その場合は向かって右に白梅、左に紅梅を飾ります(京都御所では実際にこう植えられています)。
ひな人形には大きく分けて、衣裳着人形と木目込人形があります。
仕立て上げた着物を着せ付けて作ったものを衣裳着人形、型の溝にそって裂(きれ)を貼り込んだものを木目込人形といいます。
From ancient
The dolls are called Hitogata or Katashiro which are human figure made of paper or straw and used to be set adrift at sea or down a river. This custom was connected with "doll-house-play" among girls during Heian period and developed into Hina Festival of today.
Today, just as olden day households with young girls, we display Hina dolls and celebrate Hina Festival to pray for their happiness on March third.
仕丁(しちょう)
庶民出身のこの三人は、笑い顔、泣き顔、怒り顔と人間の三大表情が描かれています。
烏帽子はゴムのものと紐のタイプのものとがありますが、すべりやすいので、どなたかに抑えていただくと簡単にかぶせられます。
台笠は右手を上げた仕丁の手に差し込むようにして持たせます。
沓台は両手を開いた仕丁の手にはさむように持たせます。
立傘は台笠と同様に左手を上げた仕丁に持たせます。
京風の場合、仕丁の手の形が違う場合があります。その場合は向かって左側から泣き顔、怒り顔、笑い顔の順に並べます。烏帽子は首からぶら下げるようにします(ペシャンコの烏帽子です)。
熊手は向かって左側の仕丁の前に置きます。
ちりとりは真ん中の仕丁の前か横に置きます。
ほうきは向かって右側の仕丁の前に置きます。
随身(ずいしん)
護衛の係りで、長いひげの老人が左大臣(向かって右)、りりしい若者が右大臣(向かって左)です。
冠はゴムのものと紐で結ぶタイプのものとがありますが、追い毛が頬の横に来るようにつけるのがポイントです。
太刀は左の腰と袖の間に差し込んでください(紐がついている場合は胴に回して結びます)。
持ち矢は羽の方を下にして右手に持たせます。
背矢は背中の帯に差し込みます。紐付きの背矢は胴に回して前で結びます。
弓は左手に持たせます。
五人囃子
子供姿の楽団、通常五人一組です。向かって左側より音の大きな楽器を持ちます。
烏帽子はゴムのものと紐で結ぶタイプのものがあります。
脇差しはそれぞれ五人囃子の左腰に差し込みます。
太鼓(たいこ)は左右の手にそれぞれバチを持たせ、太鼓の台の上にのせ、お人形の前に置きます。
大皮(おおかわ)は左手に大皮(絵のない鼓)を持たせます。口を開いている顔のお人形です。
小鼓(こつづみ)は右肩の上に小鼓(絵のついた鼓)をのせます。
笛(ふえ)は両手の指の間に持たせます。持たせにくい時は手首が回りますので動かしてください。
扇は右手に持たせます。口を開いている謡の顔のお人形です。
鼓の表面が白いのが大鼓、黒い輪が描いてあるのが小鼓です。
小道具をどうしても上手く持たせられないときには、人形の手を少し動かして持たせやすくしてください。人形の腕の部分には針金が通っているので、少々動かしても大丈夫です。この場合、手先ではなくひじの部分を動かすようにするのがコツです。