
兜を捧げる姫姿の構図です。
芝居の「本朝二十四孝」の八重垣姫の図で、おもに諏訪法性の兜を捧げる姫の姿が用いられます。
振袖の禿衣裳を着て裾を端折り踊る童女の構図です。
芝居舞踊の「羽根の禿」の舞踊姿です。
金烏帽子、狩衣姿で水桶をになって舞う娘姿の構図です。
能楽「松風」より出た舞踊「汐汲」の構図です。
笠をつけ、藤の花を持った娘の舞姿の構図です
日本舞踊、大津絵のうちの藤娘の舞姿でこれを飾ると良縁を得られるという伝説があります。
金烏帽子をかぶり中啓(扇)を持って踊る娘姿の構図です
能楽の「道成寺」または芝居の「娘道成寺」で、構図はこのほか多数あります
藤 娘 ... 行儀の良い子になり、良縁に恵まれるように
道成寺 ... 波乱万丈あれども、将来しあわせになるように
汐 汲 ... しあわせを汲み、良き縁を作るように
浅 妻 ... 情緒豊かに育ち、しあわせな日々を送るように
このような意味合いの願いを込めて、羽子板を飾りたいものです。
押絵羽子板の絵柄は、歌舞伎舞踊の名場面を押絵にしたというだけでなく、絵柄自体に江戸っ子独自の思い入れとユーモアを含む意味を持たせています。現在、女の子の初節句のお祝いとして作られている代表的な絵柄は、藤娘・道成寺・汐汲・浅妻があります。
Hanetsuki(battledore and shuttlecock) began in the Muromachi period(about 1340~1550). According to the pictures which depicts Hanetsuki of the Momoyama period(around 1600), the branches of plum trees or Sagicho(The ceremony of New Year Day's exorcism in the Imperial court) were drawn on the Hagoita. When the Hagoita started to bear paddled pictures of the figures of Kabuki actors in the latter part of the
家族の絆(きずな)を大切にいたしましょう。
現在、私達の生活は、あふれる情報の中で、せき立てられるように時を費やしています。人も企業も走り続けることが求められ、諸事便利になってはいますが、その反面で人として、最も大切な豊かな感情、すなわち情緒が次第に薄れてきています。近頃では子ども達の世界にもその影響が及び、いろいろと難しい問題が持ち上がっています。
また、家庭では核家族化が進み、祖父母と孫との触れ合いもなかなかできません。お子様のお節句のお祝いを機会に、何よりも親と子、祖父母と孫が触れ合うこと、また親しい方々をお招きしてホームパーティを開くことなどで、人と人との絆をより深めて行きたいものと考えます。
昔は通常、家族のみならず親戚までをも含む大家族制が多く、大勢が一つ屋根の下で生活していました。お子様のお節句なども一同が揃って祝うことが多く、そこには家族としての強い絆がありました。こうした集まりを重ねる中で情緒ある家庭生活が営まれ、子ども達は自然に家族の絆、家族の大切さを学びながら育ったものでした。
現代では核家族化の影響で、祖父母と孫とが和やかに触れ合う機会も減り、家族としてのだんらんのときさえなかなか取れません。ひな祭りや端午の節句に代表される季節の行事を大切に、出来るだけ多くの機会に皆様が集まり、お子様を祝福してあげること、さらに、お子様が何歳になってもそれを続けていくことが、家族の絆をより深めることにつながると考えます。
お正月飾り、三月五月のお節句飾り、そして七五三... どれも、子どもが無事に成長し、立派なおとなに育つようにという、人生の節目を祝うお祭りです。
竹が節目を持ちながら強くまっすぐに成長するように、人生の節目々々を祝うのは古くからの日本のしきたりです。たとえ贅沢なことはしなくても、ぜひ心をこめて、各ご家庭でお祝いをしてあげて下さい。