
2009年10月08日
華やかに、粋に・・・ 宰領が取り仕切る伝統の山車運行
山車の曳き回しの先頭は先触れ役で、他町の会所や山車へのあいさつを行う。
次につづくのは金棒を手にした露払い。そして色あでやかな手古舞(てこまい)衆。
吉原つなぎの着物に緋ちりめんの右肩を3枚、5枚と肌脱ぐ。黄八丈のたっつけ袴をはき、名入りの提灯と金棒をもつ様子は、祭りに華をそえる小江戸小町の見せどころ。
近くで一(いち)の拍子木を首からさげた宰領が、あたりに注意をはらう。山車の曳き回しは、すべてこの宰領の合図で決めるのが川越祭の伝統である。
(宰領が拍子木を持たず扇子の指揮のみで山車の運行を取り行う町内もあります)
山車に近い元綱のほうでは揃い衣装の若衆たちが気勢をあげている。着物や襦袢の色、柄は各町ごとのオリジナル。
山車のまわりは鳶職で固め、鳶頭が二の拍子木で指図する。自慢の山車を大勢の人びとが心を一つにして動かしているのだ。
昔からの山車にはハンドルやブレーキはない。そこで四ツ角などで曲る場合はキリンと呼ぶ道具を用いる。これは山車を浮かせる大型ジャッキのこと。
キリンを使う時は山車が大きく揺れるので、近くでの見物は注意が必要。
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